2018.8.9

森永乳業株式会社が、ひと口アイスのロングセラーブランド『ピノ』の体験型イベント「pino fantasia(ピノファンタジア)」を、8月7日(火)から9月2日(日)までの間、ラフォーレミュージアム原宿にて期間限定で開催。

 

このイベントは、ピノ史上初「アート」×「食」×「空間」を掛け合わせた新感覚の体験型イベントで、デジタルアート集団チームラボとコラボした空間も用意されている。

そんな食とデジタルが融合したカラフルなイベントの様子を紹介する。

 

2つの空間で新鮮な驚きのある体験を

ピノファンタジアでは、room‘イロ’とroom‘ヒカリ’の2つの空間で構成されている。room‘イロ’では、自分でカスタマイズしたオリジナルのピノを作ることができ、room‘ヒカリ’では、デジタルアートとコラボしたピノを味わうことができる空間となっている。

 

まず会場を入ると目に入るのが、カラフルなチョコファウンテン。このチョコファウンテンには、実際のチョコレートが使用されており、ほのかに漂うチョコレートの香りを楽しむことができる。

会場の中心に表れるチョコファウンテン。中央にはpino fantasia(ピノファンタジア)の文字が 森永乳業提供

 

好みの色をカスタマイズ

無限のカラーリングで自分だけのピノづくりが楽しめるroom‘イロ’内では、まず用意された8色のチョコレートソースから好きな4色を選ぶことができる。すると、選んだ4色のソースとピノがセットされた専用のトレイを渡され、いよいよオリジナルのピノづくりのスタートだ。

8色の選べるチョコレートソース 森永乳業提供

カラーリングのセットを渡してくれる 編集部撮影

次に、4色を自由に混ぜて好きな模様を作成し、用意されたピノアイスをチョコレートソースにディップする。単色にしたり、一度色をつけた後から模様をつけたりと、思い思いのカラーリングをすることが可能となっている。

ディップしたピノチョコ 編集部撮影

色の選び方で自分好みのカラーリングをすることができる 森永乳業提供

最後に、カラーリングしたピノをピノファンタジア限定缶にセットしたら完成となる。複数人で訪れて、各自違ったテイストでカラーリングしても楽しめそうだ。

完成したピノチョコ 編集部撮影

そして、自分でカラーリングしたピノを入れていたオリジナルデザインの限定缶は、3つのデザインのうちから1缶選択し、体験後は持ち帰ることができる。ピノファンタジアでの思い出を形にできるのが嬉しい。

オリジナルデザインの限定缶は全3種 編集部撮影

 

チームラボとコラボした幻想的な空間

続いてroom‘ヒカリ’は、デジタルアート集団であるチームラボとのコラボ空間となっており、「アート」×「食」といった新鮮で驚きのある体験をすることができる。

ここでは、美しくスプーンに盛り付けられた3種類のピノを使った特別メニューを、デジタルアートと共に味わう、幻想的な空間となっている。

 

その特別メニューとは、ピノチョコ味にストロベリークッキークリームとホイップクリームを重ねた「ストロベリーショートピノ」、ピノバニラ味にフルーツピューレを重ねた「フルーティーゼリーピノ」、ピノアーモンド味にキャラメルクリームや紅茶パウダーを重ねた「ティーフレーバーピノ」の3種だ。

左から「ストロベリーショートピノ」「フルーティーゼリーピノ」「ティーフレーバーピノ」 森永乳業提供

用意されたテーブルに着席すると、3種類のピノが目の前に用意される。すると、デジタルアートが開始。ピノを乗せたスプーン上に色とりどりの花が咲く仕掛けになっている。冷たさに映像が反応する仕組みになっているそうで、ピノを乗せたままスプーンを動かしても、新たに動かした場所に花が咲き始めるようになっている。

デジタルアートとコラボした幻想的な空間 森永乳業提供

また、スプーンを動かす前にいていた花は散る仕組みになっており、その瞬間はまさにテーブル上で繰り広げられるアート。その美しさに圧倒され、「美味しい」以上にユニークで印象的な体験となることに間違いなさそうだ。

花の散る瞬間は圧巻 森永乳業提供

 

SNSでシェアしたくなるような色使い

新感覚の「食べるアート」を体験できることに加え、会場全体も写真を撮りたくなるフォトジェニックな空間だ。チョコファウンテンを中心としたroom‘イロ’はその名の通り壁紙から天井までカラフルな仕掛けとなっている。

room’イロ’の全体の様子 森永乳業提供

入り口付近の壁紙 編集部撮影

入り口付近の壁紙もカラフルで、フォトスポットが満載だ。

 

発売から43年目を迎えるロングセラー商品であるからこそ、「食べるアート」という特別な体験を提供することで、近年のトレンドに合致した新たな価値を生み出しているように感じた。最近は、商品の購入自体に価値を見出す「モノ消費」から、商品を購入したことで得られる体験に価値を見出す「コト消費」への傾向が強まっており、今回のイベントではまさに「特別な体験」を味わえる空間となっている。さらに、チームラボのデジタルアートとのコラボで話題性も高く、思わずSNSでシェアしたくなるコンテンツも満載だ。

この夏は、「食」と「アート」が融合した空間で新たなピノを楽しんでみてはいかがだろうか。

 

Written by
かんな
1995年生まれ。静岡出身。首都大学東京経済経営学部に在学し、マーケティングを専攻。カメラが趣味でInstagramを中心としたSNSについて勉強中。
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かんな
1995年生まれ。静岡出身。首都大学東京経済経営学部に在学し、マーケティングを専攻。カメラが趣味でInstagramを中心としたSNSについて勉強中。
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