こんにちは、石井リナです。
昨夜はHalloweenでしたが、企業はどのようなコンテンツをInstagram Storiesで投稿したのでしょうか?運用が難しいといわれる、Instagram Storiesですが、海外の先進企業事例をみていきたいと思います。
①圧倒的なリッチコンテンツ/Redbull
圧倒的にリッチなコンテンツを配信したのが、エナジードリンクの「Redbull」(レッドブル)です。Redbullがサポートしているエクストリームスポーツの選手たちに対して、ハロウィーンらしい、イラストをコラージュしているコンテンツを配信しました。また、その選手たちのInstagramアカウント名も記載し、選手の紹介もしています。なかなか高いクオリティのコンテンツを用意していることから、ハロウィーン時期に合わせ、計画性をもった運用をされていることも分かります。
②イラストとインフルエンサーを駆使/Instagram
こちらはInstagramのアカウントです。さすが本家と言わざるを得ないコンテンツを披露しました。世界的に影響力のあるインフルエンサー複数人が登場します。歌手であるLauraには「美女と野獣」に出てくるベルのコスチュームのイラストを描き、本人が仮装しているように見立てました。また、本人たちが自撮りしている様子が伺えるため、インフルエンサーにコメントをもらい、本社の方でイラストを書いたコンテンツを投稿している様子が分かります。アイディア勝ちのユニークなコンテンツです。
https://twitter.com/instagram/status/792841102969696257
世界的に有名なメイクアップアーティストpatrickstarrrや、Manny Gutierrezなども登場する豪華なコンテンツとなりました。
③ドラキュラハウスを案内/Airbnb
CtoCで物件の貸し借りができるサービスを運用するAirbnbのアカウント。こちらでは、ドラキュラの城を案内するというコンテンツを配信しました。物々しい夜空と、お城、話を語る人物などが登場する、なんともハロウィーンらしい演出がされた投稿を配信しています。
④Halloweenより記念日をお祝い/NASA
当日はNASA のJETを作る研究所設立80年記念日だったようで、ハロウィーンそっちのけで、記念日をお祝いするコンテンツを配信しました。NASAは日頃から熱心にstoryを配信しており、スタッフの方々の顔が見える運用をしています。なかなかフレンドリーなイメージを持ちづらいNASAに対して、storyでは親近感を覚えるような投稿をしています。
⑤プロダクトをしっかり披露/M・A・C Cosmetics
化粧品ブランドのM・A・C Cosmetics(マック コスメティック)では仮装メイクを利用し、自社のプロダクトの機能の高さや表現性の高さをアピールしました。ハロウィーンというイベントを上手く利用して自社のプロダクトアピールをした事例と言えそうです。
さいごに
SNSを通じて、自社のブランディングやプロモーションをいかにしていくのかというのは、日本企業においても重要な課題です。今回あげた企業は、世間が盛り上がっているイベントを上手く活用し、ユーザーにメリットのあるコンテンツを配信した好事例です。ファンに対してエンゲージメントを深める1つの手段として、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?