Instgaramは10月3日Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)においてアンケート機能を持つスタンプを実装しました。自身で2択の質問を設定することができ、誰がどちらに投票したのかを確認することができます。
アンケートに答えるユーザーも、どちらかをタップした後リアルタイムに投票率を見ることが可能です。
例えば、「どっちの洋服の方がいいかな?」「◯◯はした方がいいと思う?」などと、自身のフォロワーに対して質問を投げかけ、その答えを得ることができます。それでは、アップデートに際し、いち早く反応した企業やメディアはどのようにアンケート機能を活用しているのでしょうか。
意見をすくいあげ、考える機会を/Refinery29
女性向けメディアRefinery29(リファイナリー29)はラスベガスの乱射事件を受け、「銃規制についてどう思うか?」という議題を提示しました。アンケート機能は声をすくい上げるためにも活用できますが、ある議題に対して、考えてもらうための機会作りにもなっています。
Refinery29 Instgaram Storiesより
動画やプロモーションのリマインドに/MAYBELLINE
化粧品ブランドMAYBELLINE(メイベリン)は「メイク動画はもう見てくれた?」という質問を投げかけ、YESかNOの2択を選択させています。「もしNoならスワイプアップして動画を見てね」としており、動画への外部導線も貼っています。チェックしてほしい投稿や動画のリマインドとしても活用できます。
MAYBELLINE Instagram Storiesより
あなたはどっち派?/STARWARS
STARWARSのアカウントでは、「あなたはどっち?」という質問を投げかけ、「LIGHT SIDE」か「DARK SIDE」を選択させました。すでに「私だったら…」と無意識に考えてしまっているはず…。
EC販売の事前確認、相談も/JapanMade
海外向けに日本の伝統工芸や文化を発信している動画メディアJapanMade(ジャパンメイド)。こちらは「この商品を100ドルで販売したら、欲しい?」と質問を投げかけています。商品販売する際に、どの位の需要があるのか?値段は適しているのか?などフォロワーに対して事前に確認、相談ができるのです。
キャラクターの人気調査に/PIXAR
大人気アニメ「トイ・ストーリー」のキャラクターをあげ、「あなたはどちらに近い?」というような質問も。「私はバズなんだけど…意外とウッディー派が多いんだな」などと、タップ後に投票率が見られるのも楽しみの1つです。
絵文字だけで質問を/Netflix
Netflixではアニメ「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」に対してアンケートを取っています。「あなたはハロウィンムービーだと思う?クリスマスムービーだと思う?」とし、タップ項目は絵文字で選択させています。絵文字で選択させるという表現もかわいらしくミレニアルズ向けのトンマナです。
ユーモアを含めたコミュニケーションを/Instagram
Instagramアカウントではラーメンに対してのストーリーを投稿。「塩味としょうゆ味、どちらが好き?」というような質問をしたあとで、「このラーメンどう思う?」と投げかけ、絵文字を2つから選択。どちらも嬉しそうな絵文字となっており、アンケートを取るというより、ユーモアを含めたコミュニケーションを取ろうとしている様子が伺えます。
今回は、いち早くアンケート機能を活用した7事例をご紹介しました。アンケート機能によって今後どのようなコミュニケーションが生まれていくのでしょうか。COMPASSでは、随時ユニークな企業事例を紹介していきます。