Instgaramは日本の魅力を発信することを目的とした「#UnknownJapan」を開始することを発表しました。#UnknownJapanは写真や動画を通して、様々な日本の魅力を世界中に発信することを目的としたキャンペーンです。

 

2020年に向けて政府が掲げる、年間4000万人の訪日旅行客達成目標に向け、JNTO(日本政府観光局)ともコラボーションを行う本キャンペーン。文化や自然などの観光資源から日常の風景まで、日本各地の魅力をInstagram内で募集し、年末には集まった作品で展示会も行うといいます。

 

今回はそうしたキャンペーンを先がけて、Instagram最高製品責任者 ケビン・ウェイル氏、観光庁長官 田村明比古氏がゲストとしてスピーチを実施。

 

また、Instagramのコミュニティメンバーである約30名(総フォロワー数:100万人)による、インスタミートも観世能楽堂にて開催されました。インスタミートとは、Instgaramコミュニティメンバーによる撮影会のことを指します。普段撮影が一切禁止されている観世能楽堂にて撮影が行われ、30名のメンバーによって、特別な瞬間が切り取られました。そしてその写真や動画は、Instagramを通し、世界中に発信されました。

 

旅行先を考える際に67%がInstagramを参考にしている

Instagram最高製品責任者のケビン・ウェイル氏は、Instagramと観光の関係について以下のように語ります。

「今年に入って300万人以上の訪日観光客が2,000万件以上の写真をInstgaramに投稿しました。昨年最も数多く投稿された観光名所は渋谷の交差点、京都の清水寺、伏見稲荷大社などです。

 

また、旅行に関心を示す利用者を対象にアンケート調査したところ、旅先を考えたり、週末の過ごし方を考える際に、67%のユーザーがInstgaramを参考にしていると話しました。(Instgaramの調査により)#UnknownJapanキャンペーンを通して、コミュニティの皆さんがシェアした写真や動画が世界中に届き、日本という素晴らしい国を訪れるきっかけを世界中の人々に与えることを願っています。」

 

 

観光局長官 田村明比古氏は、SNSの可能性ついて以下のように語りました。

「サプライサイドがプロフェッショナルの力を借りて、消費者に一方的に訴えかけていくという時代も過ぎ去りました。今や一般の消費者が自分たちの体験を自ら投稿し、人々の共感を呼ぶ時代となりました。そしてそれはサプライサイドが気付いていない、新しい魅力が発見されているのだと感じます。

 

日本にはすでに知られた観光資源があります。豊かな自然や文化遺産、近代的な町並みを皆さんの様々な角度や切り取り方で、魅力を発信して頂くこと、私どもは大変期待をしています。」

 

日本の魅力を 100万フォロワーに発信

通常では撮影が禁止されている、観世能楽堂においてコミュニティメンバーによるインスタミートも実施。コミュニティメンバーは総勢30名、総フォロワー数は100万人にも及びます。貴重な体験に、熱中して撮影するメンバーの様子がうかがえました。


―衣装の着付けもコミュニティメンバーの目の前で行われた

 

「Instagramは言語の壁を壊し、交流をもたらしている」

今回インスタミートに参加したコミュニティメンバーにもお話を伺いました。日本の情報を発信し、「JapanLover.ME」というコミュニティを運営するフィリピン出身のKaila Ocampoさん。彼女が運営する JapanLover.ME は日本の文化やおすすめスポットを数多く紹介しており、13万フォロワーを誇ります。

 

―Japan Lover MEのコミュニティはどのように運営されているのですか?

Kaila:日本や東京の中で行くべきおすすめスポットや、フード、原宿の「カワイイ」カルチャーなどをInstagramを通して紹介しています。私たちが撮影したものも投稿しますし、#JapanLoverMEのハッシュタグをつけてユーザーが投稿したものもリポストしています。

 

―13万フォロワーというのは、非常に大きなコミュニティですよね。どのようにファンを増やしてこられたのですか?

Kaila:最初はFacebookからはじめました。今では23万いいねのあるコミュニティです。海外向けに日本を紹介するコミュニティのマーケットを感じInstgaramを始めたというのがきっかけです。検索エンジンなどで「Things to do in Japan」と検索すると、私たちの写真やPinterestがヒットします。そうして、徐々にファンが増えていきました。

―Instagramを通して、日本の文化をシェアされていると思いますが、Instagramと観光の関係についてはどのように感じられていますか?

Kaila:Instagramは観光おいて非常に大きな役割を担っていると感じます。もともと日本に興味のない友人がいたんです。でも私が京都の写真などをシェアすると「ここはどこ?」などと興味を持つようになりました。そして彼らは、ロケーションスポットをタップして、他の写真にもアクセスしています。旅行者にとってInstagramは非常に便利ですよね。

 

日本語が分からない外国人も、英語のハッシュタグの横に並ぶ、日本語のハッシュタグからロケーションを検索するなどしています。Instagramは言語の壁も壊しているし、多言語の人との交流も増えていると感じます。

 

2020年のオリンピックに向けて、観光という側面において、Instagramは日本の経済を加速させると思います。

 

 

 

どこか旅行にいくとき、週末の予定を考えるとき、何の気なしにInstagramでその場所を調べているという人も少なくないでしょう。日本政府観光局とInstagramが推進する#UnKnownJapanキャンペーン。このハッシュタグを見てみると私たち日本人も、知らない日本と出会うことができます。是非あなたも、日本の1シーンを切り取って、世界に発信してみてはいかがでしょうか。

 

 

Photo:Instagram & Eno Shohki

 

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石井リナ
Post Author

石井リナ

COMPASS編集長 1990年生まれ。SnSnapで事業開発を担当し、COMPASSの編集長を務める。新卒でオプトへ入社し、WEB広告のコンサルタントを経て、SNSコンサルタントとして企業のマーケティングに従事。デジタルプロモーションを中心としたライター業や、セミナー講師などとしても活動を広げている。 執筆書籍:「できる100の新法則 Instagramマーケティング」