4月29日、30日に巨大音楽フェスティバル「EDC」が海浜幕張で行われました。会場内には、プレミアムビールブランド、ハイネケンのブースが登場。自分だけのミュージックビデオが作成できるというボックスが用意され、賑わいを見せました。
複数台のカメラ前でリップシンクを
ボックスの中に入ると、撮影の仕方を音声ガイドが丁寧に説明してくれ、プリクラを彷彿とさせるような仕組みとなっています。
RIP SLYME(リップスライム)の楽曲「楽園ベイベー」に合わせてリップシンク(口パク)をすると、ミュージックビデオのように編集されるというもの。カメラは複数台、上下左右に用意されているため、矢印が出る方向に合わせて目線を合わせていきます。
一通り説明が終わると撮影に入ります。撮影が終わると、右下から、QRコード付きの紙が排出されます。
QRコードを読み込むと、編集された動画が掲載されているページに飛び、そのままSNSにシェアすることが可能です。
真横にはフォトスポットも用意されており、撮影した写真もしくは、ミュージックビデオを自身のSNSに投稿すると、ハイネケンが1杯無料になるという施策も。
形に残るモノを企業が提供する
音楽フェスという盛り上がっているシチュエーションで、友人との思い出をミュージックビデオというカタチに残すという施策。その場で自分自身のミュージックビデオを生成できるというのも、驚きのある体験型企画ではないでしょうか。リアルイベントというシーンにおいて、『形に残るモノ』を企業が提供するという傾向は、今後も増えていきそうです。
Photographer:Shohki Eno