4月2日(月)、大阪・枚方の遊園地ひらかたパーク初の渋谷出張イベントが行われた。題して「園長、出張。渋谷ひらパー」。ひらかたパークといえば、俳優の岡田准一さんを「超ひらパー兄さん」というイメージキャラクター・園長に起用し展開する攻めた広告が話題となり、近年関西圏以外での知名度も上げてきた。

今年は「どこいくねん。ひらパー」をテーマに掲げ、関西だけでなく全国各地へアピールすべく、まずは若者の街・渋谷を1日ジャックするという。

1日限定で渋谷に出現した、出張ひらパー

会場の109スクエアに到着すると、平日にかかわらず、若い女性や家族連れの来場者でにぎわっている。行列の先にはひらパー兄さん出演の歴代CMがモニタで上映されており、ポスターが掲示されたスペースも。関西エリア外で公開される貴重な機会とあって、ひらパー兄さんのファンのみならず、多くの人が足を止めていた。

参加者の中には一日に2度訪れた猛者も

SNSで話題になった際、ユニークさで筆者の記憶に残っていたいくつかのポスターもあった。実際に目にすると、躍動感あふれる表情や遊び心ふんだんのシュチュエーションをこなすひらパー兄さんの姿に圧倒され、「園長、ここまでやってくれていたのか!」という気持ちになり、自然と笑顔に。

配布された下じきの使い方とは……

さらに会場で配布される「渋谷ジャック下じき」を使って指定の位置から渋谷の街を見ると……ビルの壁面がひらパーのロゴ・背景一色!ーーと、これは全力のツッコミ待ちなのかもしれない。なんと手動。透明の下じきを合わせることで、渋谷の街並みをジャック……できるかい! デジタル一辺倒な時代に、一石を投じる画期的な発明ーーとの紹介なので、とりあえず使用方法通りに下じきをかざしてみる。手動はなかなかむずかしく、ズレてうまくできたかあやしいが、まずは手軽なジャックをたのしんだ。

「もうほんま意味わからん」とツッコミを入れる人も

しかしこの下じき、用意していた5000枚を終了前にすべて配布してしまったというのだから、イベントの注目度の高さがうかがえる。


指定された場所に立って下じきと風景を重ねると……

ここで、ひらパー兄さんからの渋谷ジャックについてのメッセージを思い出す。

”若者にひらパーをもっと知ってほしい。そんな思いで大阪を飛び出し、ついに若者の街・渋谷をひらパーらしくジャックします。今年のひらパーは「どこいくねん!」と、ついつい皆が気になる、前人未到の遊園地を目指すので期待してついてきてほしいで、おま”

たしかにひらパーらしいジャック。ひらパーに、どこか突き抜けた、全力で振り切ってくれそうな期待感を、遠方から見守るようにして抱いていた人が多かったことだろう。「どこいくねん。ひらパー」というテーマには、ひらパー側からどこへでも出向き、仕掛ける気概と、期待以上に振り切ってみせるという抱負があるのではないだろうか。訴求力とその期待感がかけ合わさり、機が熟した今年にうってつけのテーマと言えそうだ。


渋谷の街並みにし下敷きをかざすと……ほら、この通り!

東京でいったらどこの遊園地がイメージに近いだろうかと考えながら、ひらパーがある枚方市の場所を検索しイベントを後にした。そういえば、いつからか枚方をすんなり「ひらかた」と読めるようになったのも、ひらパーがユニークな企画を繰り出し、話題になってきた功績が大きいのではと感じるのだが、いかがだろう。

今回のイベントを通して、ひらパーをぐっと身近な場所として感じるようになった。まずは手はじめとしての渋谷とのことなので、今後全国各地の街へのジャックも広がるかもしれない。

Twitter上では、“第2弾”や他の地域でのジャックを求める声が多数上がっている

また、渋谷ジャックに連動し、「どこいくねん。ひらパー」シリーズの第一弾CMとして、関西地区で「渋谷ジャック」篇が放映中。ホームページでも公開中のほか、ひらかたパーク近郊から渋谷に行ける夜行バス往復チケットが当たるキャンペーンや、園内に居ながら渋谷を感じさせるフォトスポットも登場する。

どれもひとクセある、気になる企画ばかりなので要チェックだ。

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摩弥子
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摩弥子

1982年生まれ、実家暮らしのライター。音楽、文学、古代史がすき。デザインもやる。ギャンブルはたしなむ程度。