お菓子メーカーのフリトレー社のポテトチップブランド「Lay’s」はインタラクティブ広告企業Grand Visualとともに、マドリードのショッピングセンター「La Vaguada」にデジタルサイネージを設置しました。DOOH(デジタル・アウト・オブ・ホーム)は、デジタルサイネージなどを活用した屋外広告を指し、注目を集めている領域の1つです。

 

今回のプロモーションでは、デジタルサイネージの上部に、顔認識をするカメラを装着しており、通行人がSnapchatの機能であるレンズを利用することができるというもの。今回はSnapchatのレンズ機能を活用したデジタルサイネージ施策をご紹介します。


Snapchatのレンズを活用したプロモーション

Lay’sは欧州サッカー連盟UEFAのスポンサーをつとめています。Lay’sはUEFAが主催するUEFAチャンピオンズリーグ(9月~翌年5月)にあわせ、2016年の夏から秋にかけて、マーケティングキャンペーン「Cheer of Champions」を実施しました。狙いは自社ブランドの認知度向上、ブランディングです。

 

ユーザーは自分が応援しているサッカークラブのチームカラーである、Lay’sのポテチのパッケージ型Tシャツを着て、顔にペイントなどのエフェクトをかけた自撮り写真が撮影できるというものです。その自撮り写真をSNSで拡散したユーザーに対して抽選でサッカーの試合への入場券をプレゼントしました。1万7000人がレンズを使用して自撮りをしたそうです。


デジタルサイネージとSnapchatの組み合わせ

「Lay’s」はインタラクティブ広告企業Grand Visualの協力のもと、デジタルサイネージとSnapchatのレンズを組み合わせました。実際のデジタルサイネージがどのような働きをするのかご紹介します。

 

ショッピングセンター内の人通りの多い通路の壁にデジタルサイネージを設置。

スクリーンをタッチして好きなサッカーチームのカラーを選択できます。選択すると、そのチームカラーのLay’sのポテチのパッケージTシャツを着ている自分がスクリーンに表示されます。

スクリーンのカメラボタンを押します。

5秒間のカウントが始まり…3、2、1。

写真ができあがります。デジタルサイネージの前で記念撮影する人も。

また、写真撮影だけでなく、ちょっとした驚く仕掛けもあります。スクリーン上でサッカーボールが突然飛んできます。この後、目の前で突然ボールが破裂します。このような遊び心のある仕掛けもデジタルサイネージで可能になります。

デジタルサイネージの可能性

今後、多くのブランド企業がデジタルサイネージを活用することで、従来オンラインで行っていたプロモーションがオフラインに拡大するかもしれません。引き続きその動向に注目したいと思います。プロモーションの様子は以下の動画から。


All photos by LaysESP Youtube

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森本進也
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森本進也

ライター。1989年生まれ。IT、経営、マーケティング、金融、バイオ、医療等の領域において海外の最新トレンドを追っている。好きなメディアはTechCrunch、Business Insider、Scientific American。