オーストラリア・メルボルン拠点のPowder Room Interactive Media(PRIM)がAIチャットボット機能を備えた自動販売機を開発。PRIMは、2017年全豪オープンテニスの会場に、AIチャットボット機能を備えた8つの自動販売機を設置しました。PRIMはAIチャットボット機能を備えた自動販売機を活用し、オーストラリアのサプリメントメーカーBlackmoresの商品サプリのサンプル、商品の割引クーポンを来場者に配布するプロモーションを実施しました。


デジタルサイネージ自動販売機をオーストラリア全土に展開

PRIMはこれまでにもオーストラリア各地の空港やショッピングセンターなど、計300ヵ所にデジタルサイネージ自動販売機を設置してきました。

 

デジタルサイネージ自動販売機では、ユーザーはディスプレイ上の購入したい商品をタッチし、決済はクレジットカードもしくは現金で簡単に済ませることができます。さらにデジタルサイネージ自動販売機は商品の販売だけでなくサンプルを配布するプロモーションに活用できます。画面に動画広告(音声付き)も配信することが可能です。

 

オーストラリアにおいては、Johnson & Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)、Unilever(ユニリーバ)のような大手企業がこのデジタルサイネージ自動販売機を商品販売、プロモーションに活用し始めています。


チャットボット機能を備えた自動販売機とは

2017年全豪オープンテニスの会場でサプリメントメーカーBlackmores(ブラックモアズ)が行ったプロモーションでは、個人に最適なサプリメントの提案を実施しました。ユーザーは自動販売機のディスプレイからFacebookメッセンジャーにログインします。するとBlackmoresのチャットボット「Well Bot」が立ち上がります。

WellBotがチャットを開始します。

 

Well Botは、「栄養、運動、マインドフルネス、美容に関してアドバイスが欲しいですか?Well Botがあなたの助けになります。私のことをパーソナルトレーナーと考えてください。」と話します。

 

ユーザーはWell Botから投げかけられる質問に答えていきます。するとWell Botはユーザーの回答に合わせ、パーソナライズしたアドバイスやアクションプランをユーザーに伝えます。

さらに、個々のユーザーに合わせたBlackmoresの商品のサプリのサンプルや、割引クーポンを配布します。また、サンプル配布だけでなく商品を販売することも可能です。

自動販売機の域を越えた、AIチャットボット自動販売。AIチャットボット機能を備えた自動販売機は、そのインタラクティブ性の高さからユーザーをエンゲージできるとされ、企業から注目を集めています。個人に対して最適なコミュニケーションが取れるプロダクトとして活用の幅も広がりそうです。

 

Source by Powder Room Interactive Media

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森本進也
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森本進也

ライター。1989年生まれ。IT、経営、マーケティング、金融、バイオ、医療等の領域において海外の最新トレンドを追っている。好きなメディアはTechCrunch、Business Insider、Scientific American。