ユーザーコンテンツを活用してInstagramアカウントを運用することは今では珍しいことではありません。しかし、Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)においてユーザーコンテンツを活用しているケースはまだまだ少ないのではないでしょうか。

 

H.I.S.(エイチ・アイ・エス)では、旅する女子に向けて、旅のきっかけを共創するアカウント「タビジョ」を運用しています。そのアカウントにて、ユーザーコンテンツを活用してInstagram Storiesを運用しており、より親近感のあるコミュニケーションをはかりました。タビジョは、公式インスタグラマー5名を選出し、旅先の魅力をInstagram Storiesを通じて配信しました。1月後半から、2月中旬にかけて、台湾、韓国、ハワイを4回に分けて投稿しています。また、3月もゴールドコーストや、バリ島などの配信を予定しているそう。

▼配信スケジュール

・1/20(金)から4日間、台湾
・1/21(土)から3日間、韓国
・1/31(火)ハワイ
・2/4(土) ハワイ
・2/11(土)台湾

等身大のアクティブユーザーによるコンテンツ配信

等身大な存在が、オススメのカフェやスポットを紹介してくれるため、見ているユーザーは親近感を持つことができます。また、アクティブにInstagram Storiesを活用しているユーザーの投稿であるため、動画内のキャプションなどもリアルな使い方で、違和感なく楽しむことができます。

ユーザーコンテンツを活用することは、信頼性の高いコンテンツを活用でき、コンテンツを自分たちで用意する必要もないため、企業にとってもメリットの多い運営方法といえそうです。

台湾 九份のお茶屋さんをレポート

韓国のカフェをレポート

ハワイのサンセットプールパーティーの様子

LIVE配信でダイレクトなコミュニケーションも

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H.I.S. Instagram Storiesより

Instagram Storiesのみならず、LIVE配信も実施され、公式インスタグラマーとフォロワーのダイレクトなコミュニケーションもとられています。企業アカウントの中では、編集のきかないLIVE機能を敬遠する企業も多いように見受けられます。しかしH.I.S.では、公式インスタグラマーにアカウントを委ね、LIVE配信も積極的に実施されました。

ユーザーが自発的にコミュニティを作る動きも

今回の取り組みについてH.I.S.のコーポレートコミュニケーショングループの丹下陽一郎さんにお話を聞かせて頂きました。

――Instagram Storiesを活用した、今回の取り組みの目的や背景についてを教えて下さい

5名を中心に、「タビジョ・レポーター」として、旅先より、ムービージェニックな動画をお送りいただき、リアルタイムで現地の魅力をお伝え頂くことにより、従来の写真による展開だけでなく、多面的に、旅のきっかけ作りを行うことを目的とした取り組みです。 

数多くあるアカウントの中で、我々が運営する「タビジョ」に、より注目をいただき、深く関わっていただくコミュニティにしていくためにInstagram Storiesの活用を思いつきました。Instagram StoriesやLIVEの特徴である、リアルタイムでここにしかない魅力的な情報を発信できれば、注目度があがり関与度が高まると考えました。実際、「タビジョ・レポーター」の取り組みをスタートさせて以来、フォロワー数の増え方が加速しております。

 

――反響はいかがでしょうか?

レポーターからは、「行き慣れた国でも、新しいカフェやミュージアムなどをより積極的に開拓しようと、普段の旅行よりも目的意識を持って旅行ができたので、新しい発見が多く楽しかったです。」「Instagram StoriesやLIVEなどのリアルタイムの配信は、画像の投稿よりも、旅先の楽しい!を共有でき、そこがガイドブック的な情報発信とは大きく異なる魅力かなと思いました。」というような声をいただきました。

フォロワーのみなさんからは、「私も、タビジョ・レポーターになりたい!」「どうしたら、公式インスタグラマーになれますか?」というような、嬉しいお声を多くいただきました。

 

――今後、どのような活動を予定していますか?

現在、ユーザーが自発的に、「#関西タビジョ会」「#沖縄タビジョ会」などを結成する動きも出てきております。今後はイベントや旅行プラニングなどで、コラボの可能性を模索していきたいと思います。 引き続き、ユーザーとのコミュニケーションを積み重ね、ニーズに寄り添った、新たな女子旅カテゴリーの創出を目指したいと思います。

 

 

ユーザーコンテンツをリポストしながら、Instagramアカウントを運用するケースは多いですが、先進的な企業ではInstagram Storiesでも活用をしはじめています。等身大なユーザーのコンテンツを活用することは、SNSマーケティングにおいても重要なポイントの1つではないでしょうか。

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石井リナ
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石井リナ

COMPASS編集長 1990年生まれ。SnSnapで事業開発を担当し、COMPASSの編集長を務める。新卒でオプトへ入社し、WEB広告のコンサルタントを経て、SNSコンサルタントとして企業のマーケティングに従事。デジタルプロモーションを中心としたライター業や、セミナー講師などとしても活動を広げている。 執筆書籍:「できる100の新法則 Instagramマーケティング」 連載コラム: Webメディア「アドタイ」 #石井リナのゆとりですがなにか