画像:Snapchatより

Snapchat(スナップチャット)では、位置情報の設定をオンにすると、ユーザーが居る場所に合わせて「ジオフィルター」と呼ばれる地名が表示される特別なフィルターが選べます。これらのジオフィルターは、撮影後の写真や動画にオーバーレイする形で表示させることが出来ます。これらのフィルターが表示されるスポットについては特に公表されておらず、多くのユーザーも使用時に「あれ、こんな場所にこんなフィルターあったんだ。」と気付くことがよくあります。

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Snapchatより

「そもそもこれって全部Snapchatが作っているんじゃないの?」と思った方も多いはず。

日本ではあまり知られていませんが、実はこのジオフィルター、定められた項目を満たし申請が通れば、誰でも簡単にデザインすることが出来るんです。

公共の施設や大学などであれば無料で「コミュニティー・ジオフィルター」を作れる

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TapTrip より
ユーザーが制作可能なジオフィルターにはSnapchatが定めた二種類があり、1つ目目は公共の施設や都市において無料で作成が出来る「コミュニティー・ジオフィルター」、2つ目は商業向けで、有料で作成が出来る「オンデマンド・ジオフィルター」です。「コミュニティ・ジオフィルターに関しては」無料で作成可能で、申請方法も至ってシンプルです。まずは「コミュニティ・ジオフィルター」の作成方法をご紹介します。

【コミュニティ・ジオフィルターの作成方法】

  1. お手持ちのPhotoshopやIllustratorなどで以下の項目を満たした画像を制作します
  • Web用に保存
  • 透過ファイル
  • PNG−24形式
  • 1080px×1920px
  • 300KB 以下
  • ブランド名やロゴなどが入っていないもの
  • イベント用ではない

2. Snapchatのホームページ内にある申請ページからファイルをアップロードし必要項目を入力。(2016年5月現在は日本語が対応されていないので、英語で入力してください。)

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  3.フィルターを表示したい範囲を選択して送信ボタンを押せば申請完了です

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審査が終わるとEメールにて、申請が承認されたかどうかの通知がきます。日本から申請した方の話によると、だいたい1ヶ月前後で連絡が来たそうです。

ホームページの応募ガイドライン

  • 囲む範囲はなるべく狭くしてください。国、県、地域全域を囲まないでください。
  • 画面の大部分を隠さないようにしてください。
  • ロゴまたは商標は使用できません。例外として、カレッジまたは大学のロゴを正式な関係者が応募した場合は受け入れられる場合があります。 

など、選ばれやすいデザインのポイントなどが書かれているのでデザインを制作する際の参考にしてみてくださいね。

気になる広告への参入は?日本未上陸の「オンデマンド・ジオフィルター」とは

Facebook、Twitter、Instagramなどの人気SNS上でも今では広告がすっかり定着していますが、Snapchatも近年、様々な広告オプションを打ち出しており、その1つが2016年2月から日本を除いたアメリカなどの地域で運用が開始されたばかりの「オンデマンド・ジオフィルター」のサービスです。こちらは企業や個人がビジネス用途やイベント開催などに合わせ、期間限定で特定のエリア向けにフィルターを購入できるシステムです。申請方法はコミュニティー・ジオフィルターの作り方に加え、フィルターが利用できる時間の長さを設定し、クレジットカードで決済するのみです。

【オンデマンド・ジオフィルターの作成方法】

1.専用のページから既にお持ちのSnapchat IDでログイン。
*2016年5月現在、日本国内からはアクセスできません。


2.規定に沿ってデザインを制作、又はサイト上からダウンロード出来るテンプレートを使用しデザインを制作。

    • Web用に保存
    • 透過ファイル
    • PNG−24形式
    • 1080px×1920px
    • 300KB 以下画像をアップロードする

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Techcrunch より

3.フィルターの利用開始日時と利用終了日時を選択する
 ・数時間から30日間で自由に選択可能です。

4. フィルターを表示するエリアの範囲を指定
・約562坪 (20,000 square feet)以上、約140000坪 (5,000,000 square feet)以下の範囲が選択可能です。

5. クレジットカード情報を入力してお支払い完了。

申請の過程で、このフィルターが個人用であるかビジネス用であるかの選択を迫られます。ブランド名やロゴなどがある場合は「ビジネス・オンデマンド・ジオフィルター」となり、そうでない場合は「パーソナル・ジオフィルター」となります。ビジネス用の場合は、フィルターの下部に「Sponsored」と表示される場合があります。

気になるお値段ですが、範囲の規模と時間の長さにより設定され、最安値はなんと$5から。最短で約1日前の申請でも利用が可能という対応の早さも魅力です。

既にこのサービスが開始されているアメリカでは、小規模な結婚式や誕生日会などのイベントや、大学内の行事などの際にも利用されていて、値段の手ごろさとネットで簡単にデザインが作れる気軽さから日本でもサービスが始まれば人気になりそうです。

(Snapchat公式YouTubeチャンネルのオンデマンド・フィルター紹介動画)

残念ながら、日本未上陸のサービスですが、アメリカではスターバックス、マクドナルド、ナイキなどの大手企業が利用し、プロモーションをしています。日本で実用化が始まればイベントやフェスなど、今までに無い形で、来場者を喜ばせることが出来そうです。

国内でのSnapchatユーザーも年々増え、アプリやホームページ上の表記も次々と日本語に対応する仕様になってきていることから、近い将来のSnapchatの日本への本格進出も伺えます。

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COMPASS編集部
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