画像:ODYSSEY より

DanielとJosh はSnapchat上に投稿した動画がきっかけで、有名になった、バイラルスターと呼ばれるアメリカの高校生です。その投稿内容は同級生をからかっただけの投稿ですが、瞬く間に拡散され、テレビに出演するに至ります。

2016年2月16日の投稿
▼Josh本人のツイート

(Snapchatの投稿をまとめた動画)

DanielはVANSの靴がお気に入りで、毎日VANSを履いて登校をします。その様子をJoshが、毎日Snapchatで撮影し DAMN DANIEL(おい!ダニエル) と言ったり、Danielが白のVANSを履いてきた日には、Back at it again with the white VANS、(また白いVansVANSで来たな!)とからかうなど、くだらない内容を投稿し続けました。

Snapchatの投稿を纏め、Twitterに投稿したところリツイート数は30万、Like数40万という数にのぼりました。

そして、この動画が広範囲にわたり拡散され、二人はアメリカの超有名番組 「The Ellen DeGenere Show」に呼ばれ、出演するまでに至るのです。

彼らの動画は、どのように拡散されていったのか?

初めは、友達間で流行り始めたことをきっかけに動画をSNS に投稿していきました。上記の動画の中でも話していたのですが、彼らの近しい人達にリツイートされ、シェアされていったそうです。

加えて、企業アカウントもこの動画についてツイートをするなど、盛り上がりをみせ、拡散される結果となります。

2016年2月19日の投稿
▼Vans公式アカウントによるツイート

https://twitter.com/VANS_66/status/700361787644866560

 訳:おい ダニエル
 ・50% またかよ
 ・50% 白いVANS

Joshがからかった内容にもじったアンケートを実施し、ネットらしいフランクなコミュニケーションでVansの当ツイートはリツイート数が6000、Like数8500という数を獲得します。

2016年2月20日の投稿
▼Vans公式アカウントによるツイート

訳:ペンキをかけられた靴が最終的には、白に戻るというGifを投稿しました。ダニエルが白いスニーカーを好んでいたことにかけて、このGifが作成されています。

また、投稿のリツイート数は674、Like数1,200とまたしても高いエンゲージメントを誇っています。

2016年2月19日の投稿
▼Clorox公式アカウントによるツイート

訳:白い靴が汚れたらCloroxで洗って、真白にしよう!
Clorox (クロロックス)は、漂白剤や洗浄製品を扱うアメリカの企業です。上記のツイートと共に新たにバナーを作成し、投稿しています。この投稿のリツイート数は6000、Like数7000でした。

2016年2月20日の投稿
▼AXE公式アカウントによるツイート

訳:君の魅力を見つけよう。毎日DamnDanielの日。

AXE(アックス)は、男性化粧品を取り扱っている会社です。当時行っていた#FindYourMagicというハッシュタグを利用して、自分を魅力を見つけようというキャンペーンです。

今回の企業の参加スピードですが、Joshのツイートから、3日後に企業がツイートをし始めています。バナーを制作したり、Gifの作成をしている企業も、このスピード感でネット上の盛り上がりに参加しているのです。

VANS自身が、この動画について言及することは驚くことではないですが、他のブランドや企業も便乗し、ツイートしている様子はとても珍しく面白い事例です。そして、Danielの動画がTwitterに投稿された日から4日以内に全て投稿されていました。Buzz feed等の数々のメディアで取り上げられたことにより、さらに拡散の広がりを見せたと本人たちは「The Ellen DeGenere Show」でも語っています。

彼らが有名になったことにより、本人だと偽った白いVANSもショッピングサイトで高値で売られる始末。本来であれば、店頭で約60ドルで売られているはずの靴がインターネット上では300ドル以上で売買されていました。

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metro より

現在、DanielのTwitterフォロワー数25万人以上、Instagramのフォロワーは87万人にも及び、一躍時の人となっています。2人の写真やイベントスケジュールなどがまとめられたWebサイトも立ち上がっており、こちらから確認ができます。

図1_R
DamnDaniel Webサイト より

さいごに

バイラルスターと呼ばれる彼らの背景には、Snapchat発ではありましたが、拡散のタイミングではTwitterが役割を果たしていることが分かります。Facebookより、拡散機能が高いSNSであるため、一時的なバズであれば、1番起こりうるSNSでしょう。

今回の事例では、元々の友人たちを巻き込み、一般ユーザーの共感を強く呼んだこと事が拡散の要因にありました。一般企業のプロモーションやコミュニケーションで、バズを起こすということはなかなかハードルの高いことです。ただ、こうしたムーブメントをいち早くキャッチし、便乗した投稿をし、ユーザーとコミュニケーションを取れる体制を取っておくことも大切です。米国アカウントの様に積極的にユーザーの輪の中に入っていくことも大切ではないでしょうか。

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COMPASS編集部
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