今の女子高生は、2000年〜2003年に生まれ、物心つく頃からスマートホンがあった「ジェネレーション世代(Z世代)」と呼ばれています。

小学生からTwitterやInstagramがある時代に生まれた彼女たちの中では、日々様々な流行が生まれています。

今回、2018年に流行った、リアルな女子高生のトレンドを聞くべく、都内に通う女子高生三人に話を聞きました。

都内の高校に通う高校2年生。

(右)りりか:好きなものはダンス。・K-POP、HIPHOPを踊るのが好き

(真ん中)ゆうあ:りりかちゃんと同じくダンスが好き。小さい頃からずっとやってる

(左)まみ:写真をとるのがすき。一眼をやってて最近フィルムをはじめた。

 

Instagramアカウントは平均3−4つが当たり前!JKの裏アカ事情

編集部(以下・編):本日はよろしくお願いします!普段、どのアプリを一番使ってるの?

りりか:Instagramをダントツに見てます!あとは、Youtube・TikTok・Abema TV・LINE、あとTwitterは少し……。

ゆうあまみ:私もInstagramを一番見てます。

編:Twitterはもうほとんどやってないの?

りりか:最近Twitterやめる人多いんです。みんなInstagramに移行してて。
少し前はTwitterに友達やクラスメイトが全員いたから、自分の気持ちとかつぶやきづらかったことも今は人がいないからつぶやきやすくなりました!

ゆうあ:人がいないからいいねも来ないし、Twitterは気軽なツールになったよね。

編:そうなんだ!少し前に、Twitterでカップルや友達との共同アカウントも流行ってたけど、いまはもう終わった感じかな。

まみ:今はInstagramの共同アカウントが流行ってます!友達やカップルと同じアカウントに投稿するんです。

りりか:私も友達とやってます!交換日記みたいにお互いが写真を投稿していくんです。

編:2016年頃の女子高生はTwitterのアカウントを平均3−4つ持ってるって言われてたけど、みんなそれぞれSNSのアカウントはいくつ持ってるの?

りりか:私は、Instagramアカウントは4つ。
公開用(本アカ)・プライベート・裏アカウント・友達との共同アカウントです。
Twitterは公開のアカウントが1つだけ。

ゆうあ:私はInstagram は5つ!
公開用、学校の友達、ダンス仲間、友達との共有アカウント、裏アカウントです。
Twitterは4つで、公開用、リプライ専用、少人数公開用、地元の友達公開用です。

まみ:私はInstagramが3つ。プライベートと、公開用と、趣味の写真専用。
Twitterは3つで、趣味と公開用と裏アカウントです。

編:Instgramも複数アカウントが普通なんだね。リプライ専用は何に使うアカウントなの?

ゆうあ:Twitterで、アーティストとかをフォローするためのアカウントです。そのアカウントからは、アーティストや芸能人にリプライします!
本アカからリプライすると友達に見られるかもしれないから、リプライ専用を作りました!

編:Instagramは公開用とプライベートではどういう差があるの?

りりか:公開用はクラス全員と繋がってます。プライベートは仲の良い子たちだけとか。あと、公開用の方が映えてなくて、プライベートアカウントは映えを意識してる!インスタ映えのするカフェに行って、それをあげるのはプライベート用です。

(りりかちゃんのInstagram。左が公開用・右がプライベート)

 

編:えー!それは意外!公開用がインスタ映えかと思ってた。インスタ映えするお店はどうやって知るの?

りりか:プライベートは自己満足用なんです(笑)

インスタ映えのお店は、友達やインフルエンサーの投稿の#ハッシュタグで知ります。

最近は、表参道のアースカフェが人気です!

映える壁が3つくらいあるんですよ〜。

ゆうあ:あと、投稿の色味を統一したりもします。同じカメラアプリのフィルターを使って、おんなじ加工の感じにしたり。全体の雰囲気を合わせたいから、「この投稿はちょっと違う!」て思ったらアーカイブ機能で非表示にします。

今は、全体がグレーっぽい加工が気分なのでグレーに合わせてます!

小学生からTwitterがあった、と話していた彼女たち。そんな彼女たち現役女子高生のTwitter離れは進んでいるようです。
要因としていわれているのは、TwitterのつぶやきがInstagramのストーリーに取って代わったこと。
日本のInstagramストーリーの利用率は、世界でも群を抜いていると結果がでています。
関連記事:【2018年最新】4人に1人がハッシュタグ検索。日本のInstagramトレンド

文章で呟くのは抵抗があっても、ストーリーズのように動画と文字とGIFアニメで呟くのはお手軽、
というのが彼女たちの感覚に近いのだと思います。
反対に、人がいなくなったからこそつぶやきやすくなった側面もTwitterにはあります。
今後、さらにInstagarmストーリーとTwitterの投稿内容の使い分けは変化していきそうです。

 

気になるカメラアプリ。一斉を風靡したSNOWは今も人気?

2016年頃、女子高生を中心に大ブームとなったカメラアプリ・SNOW。

LINEの親会社でもあるネイバー(韓国)から独立したキャンプモバイルが2015年9月にSNOWをリリース。現在はネイバーの子会社のスノー・コーポレーションが提供。

なかでも人気に火をつけたのが、自撮りが犬やうさぎの顔になる「顔認証スタンプ」。

そんなSNOWですが、人気は健在なのでしょうか?

 

編:カメラアプリについて聞きたい!SNOWが流行ってたけど、今も使ってる?

りりか:SNOWは抜けられない!他のアプリも使うけど、SNOWは定番で使うよね。

編:そうなんだ!ずっと人気なの?

まみ:SNOW、一回衰退したけど、人気復活したよね?

りりか:そうそう。beauty plusも好きだけど、SNOWとB612はずっと使ってるかな。

フィルターがどんどん増えていくのが楽しくて使い続けてます!

編:使い分けはどうしてるの?

りりか:B612はナチュラルに撮りたいときに使います。顔スタンプじゃなくて、フィルターだけで撮りたいとき。プリクラみたいな感じかな。SNOWは猫とか犬とかスタンプで盛るときに使います。

ゆうあ:最近はうさぎの被り物とか流行ってるよね。

(SNOWで流行ってるウサギの被り物)

編:動物のスタンプっていまだに流行ってるんだ!全然見かけなくなったから流行りは終わったのかと思ってた!

りりか:全然流行ってますよ!SNOWで撮ってインスタのストーリーにあげるのが主流の使い方かなあ。SNOWにアップしたり、SNOWでメッセージとかはしなくて、カメラアプリとして使ってます。

あと、スナチャ(Snapchat)も使う!スナチャはストリークス機能が楽しくて。仲良し度が測れるんです。海外の人と繋がれるし。記事参考:Snapchatの人気健在!?現役女子高生に聞くSnapchatの魅力と最新事例!

編:スナチャも人気健在なんだね!あと、写ルンですが流行ってたけど、いまはどう?

まみ:私はカメラが趣味で一眼レフで撮ってるんですが、きっかけは写ルンですでした!

フィルムカメラってレトロでいい!って思って。

りりか:写ルンですのブームも一周回ったよね。
2年前くらいに流行って、最近
「やっぱりいいよね」って人気が戻って来ました!

編:もう写ルンですも一周回ってるんだね!衝撃……。

SNOWのブームが2016年。写ルンですが女子高生に人気といわれ出したのも2016年頃。
2年のサイクルで流行り廃りを繰り返して人気が定着して行くようです。

 

プリクラ人気は健在?Furyu1強の最新プリクラ

(Furyu株式会社プレスリリースより:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001190.000005167.html

1995年、コギャルブームを後押しするように「プリクラ」が登場しました。
瞬く間に女子高生を中心に大ブームとなり、2000年頃にはアトラスやバンダイナムコなど、大手ゲームメーカーが参戦し、プリクラ市場が盛り上がりました。
90年代・00年代と、女子高生にプリクラは欠かせないアイテムとして、友達になったらまずはプリクラ交換やプリクラ帳を見せ合うトレンドもありました。
そして2018年。時代を牽引していたプリクラメーカー・メイクソフトウェアが負債21億円を抱えて破産申請。
プリクラメーカーは、実質フリュー株式会社一社となりました。
スマホ時代でカメラアプリが人気な中、プリクラは女子高生に需要があるのでしょうか?

 

編:逆にさ、そんなにカメラアプリがあるのにプリクラって撮るの?

まみ:プリクラめっちゃ撮りますよ!

りりか:遊んだ時は絶対撮るよね。いまのプリクラは撮影するとデータでもらえるんです。それをインスタにあげます!

編:そうなんだ!シールはどうするの?

ゆうあ:手帳に貼ったりします!

編:プリクラ帳とまではいかなくても、いまでも手帳に貼ったりするんだね!

カメラアプリで撮るのとは違うの??

ゆうあ:プリクラとカメラアプリだと、プリクラの方が断然かわいくなるんですよ!涙袋の感じとか、メイクの繊細さとかも違って。

りりか:プリクラをさらにカメラアプリで盛って投稿したりもするよね(笑)
プリクラメーカーのFuryuが出したカメラアプリも気になってます!


Furyu株式会社”盛れる自撮り専用カメラアプリ『moru(モル)』サービス開始)

まみ:夏頃はSuu.っていう透明の紙に印刷されるのが人気でした!最近は、撮影中の動画も撮影できる#️トキメキルール とか、韓国モデルのテリちゃんが看板モデルのPINK MONSTERとかかな。

りりか:Instagramの投稿で、プリクラの機種をハッシュタグをつけて投稿するので、それで知ることが多いです!

未だ人気が健在なプリクラ。1997年には1000億円だった市場規模が、2008年には250億円になり、
2016年には220億円ほどとなりました。
各社プリクラ事業から撤退し、ついに一社のみとなったプリクラ市場ですが、女子高生からは根強い人気を得ている様子。
Furyuのプリクラは、撮影したプリクラがDLできる機能や、トレンドのメイクや盛り顔に撮影できるなど、いち早く女子高生のトレンドに対応している企業姿勢が女子高生に伝わっている様子。
「女子高生にウケる」商品開発のためには、たゆまぬトレンドの研究が必要そうです。

前編では、SNSやカメラアプリを中心にリサーチ。後編では、ライブ配信やTikTokについて聞いていきます。

後編はこちら

AbemaTVが話題の中心?TikTokからライブ配信まで今年の女子高生トレンド調査!

 

 

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前田 さほ
Post Author

前田 さほ

1990年生まれ、鳥取県出身。 IT業界でデザイナー・広報→エンタメ業界でタレントマネージャーを経てフリーライターに。ガールズカルチャー,サブカルチャーを軸に企画・ライティングやクリエイティブディレクションを行う。 エモかわいい女の子のスナップメディア・東京女子物語主宰。https://twitter.com/sahohohoho