神奈川県辻堂に、一風変わった学習塾がある。
おでん屋を間借りしながら運営する寺子屋「陽向舎(ひなたや)」だ。
「陽向舎(ひなたや)」では、小学生から高校生まで、1つのテーブルを囲み授業を行う。
英数国理社はもちろん、特徴的なのは時事問題や社会問題について膝を付け合わせて疑問や意見を交わすということだ。
例えば香港のデモ運動しついてどう思うか、トランプ政権についてどう思うか……など、学校の義務教育では避けてしまいがちなテーマも「陽向舎(ひなたや)」では切り込む。
そして、それらは大人が教え込むのではなく、生徒たちが自主的に「このニュースどういうこと?」と疑問を投げかけてから話し合うのだという。
「陽向舎」を運営するのは、ミレニアル世代の起業家・阿曽沼 陽登(あそぬま きよと)。