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広告表示さえ我慢すれば、YouTubeやSpotifyでいくらでも無料で音楽を聴け、アーティストにも報酬が支払われる現代。ビジネスが大きく変わった今、どう作品を届ければいいのか。誰でも表現者になれる時代だからこそ、その方法を誰もが知りたいことだろう。

日本の音楽シーンでメジャーにいながらオルタナティブな活躍を見せるm-floは、その意味で格好の先輩といえる。CD全盛の時代からストリーミング時代の今まで、常に最前線で最先端の音楽を送り出して結果を残してきた。その中心的な存在が、DJの☆Taku Takahashiだ。

 

新曲はm-floそのもの

2016年12月15日、クリスマスを目前に控えた東京・六本木のライブ会場で、数百人のオーディエンスがm-floの登場を待ちわびていた。

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写真:BAKE提供

焼きたてチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」で知られるBAKE(ベイク)。そのクリエイティブの秘訣を探るため、チーフクリエイティブディレクターの貞清誠治さんとブランドディレクターの井手口直也さんに話を聞いた。後編となる今回は、新ブランドのスイートポテトパイ専門店「POGG」と、SNS上で話題をさらったBAKE5周年イベントのブランディングについて話を伺った(前編はこちら)。

 

ペルソナは働く女性の仕事帰り

――BAKEの新ブランド、スイートポテトパイ専門店「POGG」のキーカラーはパープルですね。これはサツマイモをイメージしたのですか。

写真:BAKE提供

焼きたてチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」で知られるBAKE(ベイク)は、袋もパッケージもいつもカワイイ。店舗デザインも洗練されている。もちろん、食べても美味しい。いずれにせよ、いつどこで見てもクールなクリエイティブが存在感を放っている。客が求めるデザインの的を決して外さないBAKEのクリエイティブを担うチーフクリエイティブディレクターの貞清誠治さん、THE PARFAIT STANDなどを担当するディレクターの井手口直也さんに話を聞いた。

――そもそも、なぜBAKEに?

貞清フリーランスで仕事をしているとき、クライアントの一人にBAKEを立ち上げた長沼真太郎がいて、そこから一緒にやってきたという感じ。元々、美大でインテリアデザインを勉強していました。生粋のデザイナー畑というよりは、ちょっと雑草畑。制作会社にいたこともあれば、アパレルのインハウスにいたこともある。図面を引いたり、グラフィックを作ったり、雑多にやっていた。BAKEがいざ店舗でビジネスを開始するというところから入った。

 

注目のマーケターらをゲストに迎えるセミナーイベント「COMPASS Secret Salon」。第4回は「オフラインイベント×SNSによるブランド認知拡大施策とは?」をテーマにおくるトークセッション。

今回登場するのは、多数の化粧ブランドを有するELGC(エスティ ローダーグループ)にて、コーポレートデジタルマーケティングを担当する西こと美さん。モデレーターはCOMPASSの運営元であるSnSnapの営業担当・京野邦貴さんが務めました。

対談では、エスティ ローダーグループがCSR活動で行ったキャンペーンに話題が及びました。

とかく伝統的なオーラをまといがちな大相撲。SNSも保守的かと思いきや、そのイメージは鮮やかに裏切られる。

イチオシのツイートは「千代丸関の寝顔!」と明るく話すのは、日本相撲協会でSNS運用を担当する加藤里実さん。相撲の”お堅い”イメージとはほど遠い、柔和な印象を与える存在感にまず驚く。聞けば、相撲協会以前のキャリアではマーケティングはおろか、SNSの運用経験もなかったという。しかも相撲協会に入るまで相撲のこともほとんど知らなかったようだ。

にもかかわらず、加藤さんが仕掛けるSNS施策は話題を呼ぶばかり。その秘訣とは何なのか。相撲協会のSNS戦略の一端を明らかにする。

加藤里実さん(公益財団法人「日本相撲協会」業務推進室主任)

注目のマーケターらをゲストに迎えるセミナーイベント「COMPASS Secret Salon」。第4回は「オフラインイベント×SNSによるブランド認知拡大施策とは?」をテーマにトークセッション。今回登場するのは、ソフトバンクでマーケティングを担当する坂口卓也さんが登場。モデレーターはCOMPASSの運営元SnSnapの西垣雄太CEOが務めました。

対談の切り口となったのは、ソフトバンクも一部スポンサーとして昨年夏に横浜みなとみらいで開催されたポケモン社主催の「ピカチュウ大量発生チュウ!」。世界中で話題となったARを活用したスマートフォン向け位置情報ゲームアプリ『Pokémon GO』も連携し、来場者に大好評だったとか。これらを仕掛けた坂口さんは「サービスとハードの均質化が進んだ結果、“面白い体験”を提供するのが重要になる」と語ります。その心とは--。

ソフトバンク株式会社 坂口卓也さん

既成概念を軽やかに打ち砕くミレニアル世代。これからの時代を担うミレニアルズは今、何に駆り立てられ、何を追い求めているのか。その実像を探るTHE MILLENNIALS PEOPLE。

ソーシャルメディア発のアパレルブランド「カメレオン」を立ち上げたRauni(ラウニ)は、ガーナ人とロシア人の血を受け継ぐ東京生まれの22歳。何が彼女を駆り立て服作りへと向かわせるのか。彼女の言葉を手掛かりにミレニアル世代の現在地を明らかにする。

体色を七変化させて見る者を欺くカメレオン。その名を冠したアパレルブランドでデザインと販売を行うラウニは、中学時代を東京・町田で過ごした。かつて「西の歌舞伎町」と呼ばれた町田は、東京有数の犯罪多発エリアとして悪名をはせた時期もあった。

ラウニ本人も「割りとゲットーなエリアで、毎日がサバイブするためのハードデイズ、というのは冗談だけど」と笑って見せた。町田には母親が水商売をしていた関係で住むようになったという。

ラウニの原点はこの中学時代にある。彼女は瞼が深く刻まれた眼でまっすぐ先を見つめて話す。

「女の人のきらびやかな感じとか、歓楽街にあるラブホテルのロゴやその世界観が好きになった。高校を卒業してから、そういう歓楽街に足を運んで、なんだか落ち着くからという理由でラブホテルに泊まったり、バーの看板を写真にとって集めたりするようになった」

さらに、高校時代の友人たちから受けた刺激も原動力になっている。

「中学時代からの同級生がVineを使って、どんどん有名になっていくのをそばで見ていたのが大きいかもしれない」

同級生はアメリカ・ロサンゼルスに留学し、その様子をYouTubeにアップしていた。ラウニがロスへ遊びに行ったときのこと。一緒にふざけて遊んでいる様子をアップすると、SNSのフォロワーが1000人から2000人くらい増えていった。

「私のことを面白がってくれる子たちがいるなら、どこかに属さなくても、自分でやりたかったことやってみるチャンスかもしれない!と思って、去年ブランドを立ち上げたの」

経験より直感

ラウニはファッションに関して専門的な教育を受けていない。服飾の学校も出ていなければ、ブランドでデザイナーとして経験を積んだわけでもない。だが彼女は、そんなことは気にもとめなかった。

「どこかに弟子入りをして知識を得てから、というやり方もあるかもしれないけど、洋服のことが好きならできるだろうし、やりながら学ぶこともできるかなって。だから自分でロゴのレイアウトをして、価格帯を決めて、買ってほしい年齢層とかプロジェクトの概要を決めた」

そして、2017年にブランドをつくった。買い付けた古着と作った服を持って、レンタルでポップアップストアを始めた。ここでの売り上げを資金に新しいオリジナル商品を作り、オンラインストアを始め、再びポップアップストアを開いた。

2017年11月6日、Airbnb Japan株式会社(以下:Airbnb)と全日本空輸株式会社(以下:ANA)、Peach Aviation株式会社(以下:Peach)は、新しい旅行スタイルの普及と拡大におけるマーケティングについて、パートナーシップ契約を締結した。Airbnbが日本のエアラインとのパートナーシップを締結するのは、今回が初めての試みだ。

 

各社が共通して持つのは、「日本の旅を変える、新しいスタイルを提案」という考え方だ。この理念のもと、各社のマーケティング力を活用し、国内の新しいユーザー層へ「新しい旅のスタイル」を提案し、国内旅行に対する興味や新たなニーズを喚起していく。また今後、全国に多彩なライフスタイルを広めることで、地方経済の活性化などにも取り組んでいくという。


“人から検索する”新しい旅のスタイルCOTABI

同日、“新しい旅行スタイル“として、Peachは新たなCtoC型サービス「COTABI」を開始することを発表した。今まで数々のイノベーティブな取り組みを行ってきたPeachはこの度、個人旅市場にイノベーションを起こす。

 

Peachが新たに発表した「COTABI」はCtoC型の旅予約サービスである。“人から検索する”新しい旅のスタイルと銘打ったCOTABIは、個人が発信する情報から旅プランを見つけ出し、一括予約まで完結する、個人間取引型サービスだ。

 

 

テレビやWebメディアにて、「インスタ映え」というキーワードが踊る昨今。インターネット通販サービス「LOHACO」(ロハコ)はその逆ともとれる、「暮らしになじむ」という考え方を提案した。

 

「暮らしになじむデザイン」をコンセプトに、ユニリーバ・ジャパンやキリンビバレッジなど大手メーカーとコラボレーションした61の新商品を発表。また、「暮らしになじむ LOHACO展」と題した新商品の展示を、代官山T―SITEにて実施した。

 

以下は「暮らしになじむ」デザインのカルピス。お洒落なアートデザインも印象的。

グリコのメンタルバランスチョコレート「GABA」(ギャバ)。通常は赤い印象的なパッケージだが、主張しすぎない優しいデザインだ。

 

また、ユニリーバ・ジャパンはヘアケアブランド「LUX」(ラックス)のデザインを、旅行のわくわく感をコンセプトにリデザインした。女性の中でも人気の高いパリ、ローマ、バルセロナの地図をステンドグラス調にパッケージにデザイン。ボトルにはQRコードがついており、Googleのストリートビューや360度動画を楽しむことができるという。お風呂の中にスマートフォンを持ち込む女性も多く、現代ならではのユーザーエクスペリエンスの提案だ。

 

店頭で目立つ商品は、暮らしの中では目立ちすぎる

アスクル株式会社

 

【PR記事】

 

最初に言ってしまおう。「Adobe MAX」はクリエイティビティ溢れるフェスである。もはや、ビジネスカンファレンスの域を超えているのだ。

 

Adobe MAXは、アドビシステムズが年に1度行う、クリエイティビティに関する世界最大規模の祭典だ。2017年度は米国ラスベガスにおいて開催された。


―クリエイターやデザイナーなど世界各国から12,000人が集結した

 

先日の記事では彼らが発表した最新アップデートや、彼らが大切にするスピリットを紹介した。今回は、Adobe MAXの華やかさとエンターテイメント性をお伝えしたい。

 

ゲームの世界に飛び込んだ「SNEAKS」

 

Adobeが研究開発中の新技術をチラ見せするセッション「SNEAKS」(スニークス)。モノクロのイラストを自動で色付けする機能や、イラストから3DモデルのビジュアルをAdobe Stockから探し出す機能など、合計11種類の新技術がお披露目された。セッション内容もユニークなものばかりで、盛り上がりを見せていたが、その演出に注目したい。

 

「SNEAKS」のセッション前に会場入りすると、130メートルもの超巨大デジタルサイネージには、ゲーム画面が映し出されていた。