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4月29日、30日に巨大音楽フェスティバル「EDC」が海浜幕張で行われました。会場内には、プレミアムビールブランド、ハイネケンのブースが登場。自分だけのミュージックビデオが作成できるというボックスが用意され、賑わいを見せました。

 

複数台のカメラ前でリップシンクを

ボックスの中に入ると、撮影の仕方を音声ガイドが丁寧に説明してくれ、プリクラを彷彿とさせるような仕組みとなっています。

RIP SLYME(リップスライム)の楽曲「楽園ベイベー」に合わせてリップシンク(口パク)をすると、ミュージックビデオのように編集されるというもの。カメラは複数台、上下左右に用意されているため、矢印が出る方向に合わせて目線を合わせていきます。

NYでは、無料Wifiを提供するキオスクをいたる場所に設置する「LinkNYC」というプロジェクトがあります。そのデジタルサイネージを活用し、賃貸情報サイト「StreetEasy」は、8週間に渡ってプロモーションを実施しました。

StreetEasyは最寄りの物件情報を、通行人に対して、デジタルサイネージで発信しました。不動産業界でLinkNYCと協業する企業は、このStreetEasyが初めでです。2006年に設立して以来、オンラインを主軸に事業を展開してきたStreetEasyが、デジタルサイネージを活用した狙いとは一体どこにあるのでしょうか。


Wi-Fiスポットを張り巡らすプロジェクト「LinkNYC」


お菓子メーカーのフリトレー社のポテトチップブランド「Lay’s」はインタラクティブ広告企業Grand Visualとともに、マドリードのショッピングセンター「La Vaguada」にデジタルサイネージを設置しました。DOOH(デジタル・アウト・オブ・ホーム)は、デジタルサイネージなどを活用した屋外広告を指し、注目を集めている領域の1つです。

 

今回のプロモーションでは、デジタルサイネージの上部に、顔認識をするカメラを装着しており、通行人がSnapchatの機能であるレンズを利用することができるというもの。今回はSnapchatのレンズ機能を活用したデジタルサイネージ施策をご紹介します。


Snapchatのレンズを活用したプロモーション

コーチェラ・フェスティバルとは正式名称をCoachella Valley Music and Arts Festival(コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル)と言います。(以下コーチェラ)。開催がスタートしたのは1999年で、今年2017年は第18回目の開催となっています。アメリカ最大規模の野外音楽フェスティバル(以下フェス)で、世界屈指の音楽フェスとして世界で認知されています。


VR
・ARコンテンツで会場を盛り上げる

コーチェラは昨年(2016年)の第17回目の開催の時からVR配信を開始しました。フェスのチケットを購入した人には入場のリストバンドとともに、オリジナルデザインのVRゴーグルが提供されるほか、専用アプリを通してVR映像化されたアーティストのライブステージやインタビュー動画・会場の様子が配信されます。