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デンマークの首都・コペンハーゲンには、世界中の料理人やグルメマニアから注目されるレストランがある。英レストラン誌が選ぶ「世界のベスト・レストラン50」で過去に4度、首位を獲得した北欧料理レストラン「noma」だ。

北欧料理の歴史を変えた偉大なシェフ、レネ・レゼピ氏が率いるnomaは、料理の概念をくつがえすような革新的なアイディアで、コペンハーゲンの観光需要を11%も増加させたと言われている。

高橋惇一さんは、そんなnomaに魅せられてコペンハーゲンに移住、無給のアシスタントを経てシェフの座を勝ち取った唯一の日本人だ。フランス料理から始まった高橋さんの料理人人生に起きた変化、世界を舞台に活躍する高橋さんが持つ「職人魂」とはーー。

 

「次元が違う空間にいるようだった」nomaで受けた衝撃


noma のプライベートルーム

ー「一生に一度は行きたいレストラン」「予約が取れないレストラン」と言われるnoma。なぜ、このような高い評価を得ていると思われますか?

 

BRANDING FEATURED GLOBAL

現在テクノロジーが急速に発展しているなかで「Femtech(FemTech)」という市場が注目されつつある。
FemTechとは、「Female(女性)」と「Technology(技術)」からできた造語で、女性が抱える健康問題やライフプランを解決するためのテクノロジー・サービスのことだ。FemTechに当てはまるカテゴリーは幅広く、月経や妊娠・子育て、更年期、メディカル、セクシャルヘルス、ファッションと分類されている。
サービスの例を挙げると、スマホで生理周期を管理できるトラッキングアプリや、卵巣年齢を測定し自分の妊孕力を知ることができる検査キットなどだ。

Global Market Insights Inc.のレポート結果によると、2018年時点でのFemTechの市場規模は165億ドルだが、2025年には487億ドルまで成長する可能性があると言われている。今回はそんなFemTechについて、これまでに国内外で人気を集めているサービス・商品を紹介。そして、実際にFemTechを使用したことがある方にお話を伺った。

専門店もオープン。国内でも盛り上がるFemTech市場

 

日本国内で、FemTechが盛り上がりを見せている。
先週の4月11日(土)には、「Femtech Fes!(FemTech フェス)」がオンラインにて開催された。Femtech Fes!とは、2019年から始まった国内外のFemTech商品やサービスの見本市。今年はオンラインでの開催となったが、国内外のFemTech市場の動向やFemTechアイテムについて発信され、「とても勉強になった」「ボクサータイプの生理パンツが安心感ありそうで欲しくなった」「早速購入した生理パンツの到着が楽しみ」など、Twitterには多くの反響が寄せられている。

FemTechが盛り上がっているのは、オンライン上だけではない。大阪梅田の百貨店・大丸は、2018年に女性向けのセルフプレジャーアイテムを販売する催事を行ったところ、当月の催事売上1位という成績を残し「セルフプレジャー商品は特殊な市場ではない」と気づいたことから、2019年11月に幅広いFemTech商品を取り扱うショップ「MICHIKAKE(ミチカケ)」をオープン。

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バーチャルインフルエンサーと呼ばれる存在が日本でも話題になってはや1年。

今年3月、GUが158cmのバーチャルインフルエンサーを発表。
ユウ(YU)と名付けられた彼女は「体形が近いモデルを参考にしたい」といったGUユーザーの声を参考に、ランダムに選んだ女性200人の身体を計測しその平均データをもとに作成たという。ユウ(YU)は、GUモデルに起用されている中条あやみといった芸能人とともに、GUの商品を着用し、自社の製品をPRしていくだろう。


出典:株式会社ジーユー プレスリリース

 

大手アパレルブランドがバーチャルインフルエンサーを独自で開発するのは国内初のことだが、昨年1月ごろに話題になった日本発の3DCGバーチャルインフルエンサー・imma以来、国内でも何名ものバーチャルインフルエンサーが登場した。

 

日本発の3DCGバーチャルインスタグラマー・imma.gram

2019年の1月ごろにSNSで話題に。以降、様々なファッションブランドとコラボを行なっている
日本のバーチャルインフルエンサー界を牽引する存在。海外からも注目度が高い。

immaの弟として登場した、plusticboy

2019年11月に登場したimmaの弟的バーチャルインフルエンサー。
K-pop風のイケメンで、若い女性を中心に話題を集める。

 


バーチャルギャルとして若者を中心に話題を集める葵プリズム

 

奇抜なファッションに身を包み、アイドルのかてぃやYouTuberのフワちゃんなど、若者に人気なインフルエンサーとの撮影や、ティーン向けアパレルブランド・SPINNSとのコラボなどを行う葵プリズムは、Z世代の若者から支持を得ている。

 

モデルの菅野結以がプロデュースするバーチャルドール・uca

葵プリズムと同じ運営会社が運営する、ucaはモデルの菅野結以がプロデュースを手がけ、
雑誌「LARME」での連載を行うなど、ドーリーな世界観を徹底している。

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日本に本社を持つ小売企業が、世界80か国3600店舗展開を達成した。一体そんな勢いのある小売企業はどこなのか、と思うだろう。ダイソー?無印?イオン?ユニクロ?はたまた…

そのどの企業でもない。正解はメイソウ(MINISO・名創優品)だ。メイソウは中国を中心に世界各国で主に雑貨販売を行っている店舗である。 雑貨から日用品まで、日本のDAISOのような品揃えで、金額は日本円で200円〜300円のものを多く揃えている。

イラストやパステルカラーなど可愛い色味を用いた商品や、低価格にしては洗練されたデザインが魅力なラインナップを揃え、若い女性を中心に人気を集めている。

BRANDING FEATURED GLOBAL Other

昨今、実店舗でのデジタルテクノロジー活用は急激に進んでいる。若者に限らず、今や所持していることが当たり前となったスマホを用いたテクノロジー開発は特に活発で、様々なサービスが世の中に登場している。

実店舗でのデジタルテクノロジー活用、特にスマホを利用したテクノロジー活用事例を紹介するとともに、それらのサービスが抱えている問題について触れる。

お客様に向けた施策にお困りの方はこちら。

スターバックスも起用。スマホ活用で待ち時間をゼロに

先日(2019年6月26日)、コーヒーチェーン大手のスターバックスが専用アプリから事前注文・アプリ内決済を行い、店舗で商品を受け取れるサービス「Mobile Order & Pay」を日本で開始した。(現在サービスに対応しているのは都内56店舗のみ)

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SNSを当たり前に使うようになった2010年代から急速に市場が盛り上がっている、インフルエンサーマーケティング。
2019年になっても、インフルエンサーマーケティングの勢いはとどまらず、一過性のマーケティング手法ではなく、当たり前のものとして業界では定着してきた。

そんなインフルエンサーマーケティングを行うものにとって忘れてはならない事例を振り返ってみよう。

年々拡大し続けるインフルエンサーマーケティング市場

 


InfluencerMarketingHubより引用

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日本の総広告費は年々増加している。2018年は、6兆5,300億円(前年比102.2%)となり、7年連続のプラス成長となった。

電通・2018年日本の広告費より)

そんな中、いま求められる広告の形とはなんだろうか?情報が溢れる中、広告を見抜く消費者の目も肥えてきている。

広告の未来について、世界の広告の祭典・カンヌライオンズを読み解きながら考えていく。


社会に問題を提起するパンテーンの広告

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GUCCI YouTubeより

先日の記事で取り上げた時計ブランド「ダニエルウエリントン」をはじめ、新興ブランドがミレニアルズから支持を集めている。新興ブランドはマーケティング戦略において、ミレニアルズに馴染みがあるソーシャルメディアやインフルエンサーを活用し、ゼロから認知度を上げてきた。

一方、既存の高級ブランドはどうだろう。一般的にミレニアルズを主要顧客として取り込んでいるイメージはあまりないのではないだろうか。ミレニアルズの多くは、経済的にも高級ブランドに手が届かないと考えられるから、それは当然なことともいえる。

しかし、それは通俗観念なのかもしれない。1921年創業の老舗高級ブランド「グッチ」は、ミレニアルズを取り込むことに成功しているようだ。

BRAND BRANDING FEATURED INTERVIEW

ストーリーズビジネスを展開するluteは6月、韓国のHIPHOPレーベルとの業務提携を発表した。日本で昨年、TWICEが女子中高生を中心に爆発的なヒットを生み、今年6月アメリカで防弾少年団がビルボード音楽チャート1位になるなど、韓国音楽が世界的に流行っている。なぜいま韓国が熱いのか?後編では代表の五十嵐弘彦氏に現在の韓国ブームを紐解いてもらった。前編はこちら

 

――前半では、luteの目指す世界について伺いました。そこで、音楽エンタメ業界を構成しているのは「メディア・レーベル・演者」であり、それを自社で作っていく、というお話がありました。今回、韓国のヒップホップレーベル・Hi-Lite Recordsと業務提携して日本でのアーティスト活動をバックアップすると発表されましたが、それも紐付いてくるのでしょうか?

そうですね。それは3つ目の演者の部分にあたります。これまでluteでは、日本のインディーズレーベルとの関係を築いてきました。そのうえで、次に今圧倒的に面白いのが韓国なんです。そもそも日本は世界で2番目に大きい音楽市場を持っています。なので国内のアーティストも国内市場だけでやってこれている、という前提があります。

 

一方、韓国国内の音楽市場は大きくなく、韓国アーティストはアメリカや日本といった国外のデカイ市場を最初から視野に入れています。先日、韓国男性アイドルグループの防弾少年団がビルボード・チャートの1位になったというニュースもありましたが、韓国アーティストはいかに海外市場でヒットを狙っていくかを常に考えているので、アメリカのチャートにかなり食い込んでいるという背景です。そういった流れがある中で、ここ最近韓国のHIP HOPなどのインディーズシーンがかなり盛り上がってきているんです。

――韓国ブームは度々起こっていますが、昨年からティーンを中心に波が来ていますよね。こういった流れはどう見ていますか?

「また1つフェーズが変わったんだな」と思っていますね。1弾目のブームは「冬のソナタ」などの韓国ドラマブームで、どちらかというと富裕層に流行り、2弾目は、KARAや少女時代などのK-POPで若者を中心に。最近のブームはその第3弾の流れがきているな、と思っています。それがインディーズシーンだったり、ファッションといった文脈です。僕たちはこの流れを、「韓流サードウェーブ」と呼んでいます。

 

BRAND BRANDING FEATURED Instagram INTERVIEW

2016年に動画分散型メディアとして発足し、様々な次世代を担うアーティストのミュージックビデオやライブ映像をYoutubeを中心に配信し、2017年8月より国内初のInstagram Storiesメディア「lute/ルーテ」をローンチしたlute。それから約1年のビジネスは、なにを目的とし、どのような結果となったのだろうか?今回代表の五十嵐弘彦氏に聞いた。

――Instagram Storiesのビジネスを日本で大々的にやり始めたのはluteが最初だと思います。手応えはありましたか?

Instagram Stories(以下ストーリーズ)のビジネスをはじめた目的はグロースハックを重ねてPV数の稼げる投稿をしよう、といったことではなく、熱量の高いコミュニティを醸成することが目的でした。ストーリーズの事業をはじめて1年ほど経ちますが、結果は良かったですね。luteは分散型の動画メディアという考え方からスタートしました。

 

luteのロゴが入っているライブ映像やミュージックビデオを制作し、Youtubeなどのプラットフォーム上で発信することをまず始めました。それはもちろんluteというブランド認知もですし、カルチャーや世界観を作っていきたいと思っているからです。WEB上でもリアルな場所でも、人が集まるところには熱狂が生まれて、そこにはカルチャーが生まれて仲間意識が生まれていきます。

 

つまりは、「あの集団・あの界隈」という特定の趣味嗜好や空気感をまとった集団が醸成されていくんだと思っています。それを作ることこそがメディアを通してできることだと思いますし、ストーリーズはそのための手段でした。

――luteを通してカルチャーを醸成していくということですね。ストーリーズを通してまさにカルチャーがどんどん醸成されていっているということですか?