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Category: INTERVIEW
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新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、日本でも外出の自粛が要請され、これまでの日常が急速に非日常へと変わっていった。

当たり前のように日々人に会い、飲食を共にし、他人と時間を共有していた日々から一転、オフィスに通うこともできず、それぞれが自宅でリモートワークやリモート飲み会を行う日々が4月から続いている。


家から出られず、昨日と同じ今日を迎える日々の中で、日本よりも早い段階からロックダウンや外出自粛となった中国では、ある日本人YouTuberの動画が話題となった。

それが、YouTuber/Artistのあさぎーにょ氏が12月27日に公開し、公開3日で300万回再生を突破した短編映画「ハロー!ブランニューワールド」だ。


「もう限界。無理。逃げ出したい。」というタイトルで公開された動画は、一見するとYouTuber/Artistのあさぎーにょ氏が熱海に行く様子をVlog風に撮影した動画となっている。が、見進めていくと、ただのVlogではなく、物語が組み込まれており、メッセージ性を持った短編映画だということに視聴者は気づいていく。

この動画は、CHOCOLATE Inc.(以下、チョコレイト)がSPOTTED PRODUCTIONSと共同で立ち上げたインターネット動画レーベル「37.1°」が手がけており、サントリー食品インターナショナル株式会社がスポンサーだ。


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デンマークの首都・コペンハーゲンには、世界中の料理人やグルメマニアから注目されるレストランがある。英レストラン誌が選ぶ「世界のベスト・レストラン50」で過去に4度、首位を獲得した北欧料理レストラン「noma」だ。

北欧料理の歴史を変えた偉大なシェフ、レネ・レゼピ氏が率いるnomaは、料理の概念をくつがえすような革新的なアイディアで、コペンハーゲンの観光需要を11%も増加させたと言われている。

高橋惇一さんは、そんなnomaに魅せられてコペンハーゲンに移住、無給のアシスタントを経てシェフの座を勝ち取った唯一の日本人だ。フランス料理から始まった高橋さんの料理人人生に起きた変化、世界を舞台に活躍する高橋さんが持つ「職人魂」とはーー。

 

「次元が違う空間にいるようだった」nomaで受けた衝撃


noma のプライベートルーム

ー「一生に一度は行きたいレストラン」「予約が取れないレストラン」と言われるnoma。なぜ、このような高い評価を得ていると思われますか?

 

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近年、日本でも企業の指標として取り入れられてきているSDGs」。これは、2015年9月の国連サミットで193か国の首脳の参加のもと定められた世界の問題を解決するための開発目標であり、2016年から2030年までの15年間に達成すべき課題として貧困、飢餓、環境問題、経済成長、ジェンダーなど、17項目が含まれる。


出典:外務省WEBサイト


環境破壊や格差社会など、様々な問題が起きている中、地球全体を「持続可能(サスティナブル)」な社会にするための取り組みだ。


日本でもスーパー等でのビニール袋有料化や、大手コンビニでのプラスチックストロー廃止など、徐々に環境に配慮したサスティナブルな考え方が広がってきた。


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今年のGW明けに、Twitterであるおじいさんの写真が7.2万リツイート、約28万いいねされた。その写真とは、おじいさんがハイブランドの服を着て神社の前や畑の真ん中に佇んでいるといったもの。おじいさん×畑×ハイブランドというアンバランスな組み合わせが最高の化学反応を見せ、この写真の投稿者の言葉を借りると“エモカッコよく”、まるで写真集のようであった。

 

この写真を投稿したのは、広告代理店でCMプランナーをしているクドウナオヤさんだ。今年のGWに3年ぶりに実家のある秋田に帰ることを決めたものの、実家でやることが特にないということに気づき、自身の趣味で集めたハイブランドの服を秋田の田舎にいる祖父に着せて写真を撮ったらおもしろいのではないかと思い、東京の自宅から服を送ってみた。

「おじいちゃん、最初は『一体なにをするのか?』という感じではありましたね。でもだんだんと乗り気になってくれて、おじいちゃんから『ここで撮ったらいいんじゃないか』という提案をしてくれたりも。おしゃれとは程遠い田舎のおじいちゃんがハイブランドの服を着るなんて最初はギャグのような感じになると思ったけれど、意外と着こなしていましたね」と、おじいさんxハイブランドの意外な化学反応で「エモかっこよくなった」のだという。

 

撮影後、クドウ氏はツイッターに何枚か写真を投稿。「携帯の通知が鳴り止まないくらいツイッターでいいねやリツートがされて、同時に立ち上げたおじいちゃんのインスタグラムは10時間でフォロワーが1万人くらい増えました」と当時の反応を笑いながら教えてくれた。写真はツイッターで海外にも広がり、そこからグローバルメディアの目にもとまった。アメリカの大手メディア・BuzzFeedにも取り上げられ、その結果クドウ氏のおじいさんのインスタグラムのフォロワーは今では約半分が国外のフォロワーだという。

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最新テクノロジーの中でもエンターテイメントの分野で使用されることが多く、私たちが触れる機会が多くなっているAR。ARは「Augmented Reality」の略で、日本語では「拡張現実」という意味。実際に存在する景色や空間、物体に架空のデジタルな情報を組み合わせることにより、新たなビジュアルを生み出す。

 

日本でARが多用されているのは、エンターテインメントの中でも特にアニメやゲームなどのポップカルチャーだ。2次元にいるはずのキャラクターたちをまるで3次元に実在しているかのように感じさせ、彼らのファンに夢を与えている。

 

今回はそんなAR × ポップカルチャーについて、これまで行われている事例を紹介。そして、現在ARを用いてさまざまなイベントなどとコラボをしている株式会社MAGICのCEO斎藤氏とCCO山崎氏に話を伺った。


2次元と3次元を融合し、リアルを生み出すAR × ポップカルチャー

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(画像:MOW公式サイトより)

森永乳業株式会社が販売するカップアイス「MOW(モウ)」シリーズのCMをTVやSNSで見かける機会は多いだろう。俳優の高橋一生氏扮するスーパーの店長が、異様な熱量で「MOW」への愛を店内のお客さんへ伝えるCMだ。

2017年3月に高橋一生氏がCMに起用され、同CMシリーズの展開が始まった。

同CM展開は、テレビだけではなく店頭からSNS動画までと幅広い。

2年目となる今年、新たな施策として5月からオリジナルARコンテンツ『高橋店長とMOWタイム』を開始した。

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ストーリーズビジネスを展開するluteは6月、韓国のHIPHOPレーベルとの業務提携を発表した。日本で昨年、TWICEが女子中高生を中心に爆発的なヒットを生み、今年6月アメリカで防弾少年団がビルボード音楽チャート1位になるなど、韓国音楽が世界的に流行っている。なぜいま韓国が熱いのか?後編では代表の五十嵐弘彦氏に現在の韓国ブームを紐解いてもらった。前編はこちら

 

――前半では、luteの目指す世界について伺いました。そこで、音楽エンタメ業界を構成しているのは「メディア・レーベル・演者」であり、それを自社で作っていく、というお話がありました。今回、韓国のヒップホップレーベル・Hi-Lite Recordsと業務提携して日本でのアーティスト活動をバックアップすると発表されましたが、それも紐付いてくるのでしょうか?

そうですね。それは3つ目の演者の部分にあたります。これまでluteでは、日本のインディーズレーベルとの関係を築いてきました。そのうえで、次に今圧倒的に面白いのが韓国なんです。そもそも日本は世界で2番目に大きい音楽市場を持っています。なので国内のアーティストも国内市場だけでやってこれている、という前提があります。

 

一方、韓国国内の音楽市場は大きくなく、韓国アーティストはアメリカや日本といった国外のデカイ市場を最初から視野に入れています。先日、韓国男性アイドルグループの防弾少年団がビルボード・チャートの1位になったというニュースもありましたが、韓国アーティストはいかに海外市場でヒットを狙っていくかを常に考えているので、アメリカのチャートにかなり食い込んでいるという背景です。そういった流れがある中で、ここ最近韓国のHIP HOPなどのインディーズシーンがかなり盛り上がってきているんです。

――韓国ブームは度々起こっていますが、昨年からティーンを中心に波が来ていますよね。こういった流れはどう見ていますか?

「また1つフェーズが変わったんだな」と思っていますね。1弾目のブームは「冬のソナタ」などの韓国ドラマブームで、どちらかというと富裕層に流行り、2弾目は、KARAや少女時代などのK-POPで若者を中心に。最近のブームはその第3弾の流れがきているな、と思っています。それがインディーズシーンだったり、ファッションといった文脈です。僕たちはこの流れを、「韓流サードウェーブ」と呼んでいます。

 

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2016年に動画分散型メディアとして発足し、様々な次世代を担うアーティストのミュージックビデオやライブ映像をYoutubeを中心に配信し、2017年8月より国内初のInstagram Storiesメディア「lute/ルーテ」をローンチしたlute。それから約1年のビジネスは、なにを目的とし、どのような結果となったのだろうか?今回代表の五十嵐弘彦氏に聞いた。

――Instagram Storiesのビジネスを日本で大々的にやり始めたのはluteが最初だと思います。手応えはありましたか?

Instagram Stories(以下ストーリーズ)のビジネスをはじめた目的はグロースハックを重ねてPV数の稼げる投稿をしよう、といったことではなく、熱量の高いコミュニティを醸成することが目的でした。ストーリーズの事業をはじめて1年ほど経ちますが、結果は良かったですね。luteは分散型の動画メディアという考え方からスタートしました。

 

luteのロゴが入っているライブ映像やミュージックビデオを制作し、Youtubeなどのプラットフォーム上で発信することをまず始めました。それはもちろんluteというブランド認知もですし、カルチャーや世界観を作っていきたいと思っているからです。WEB上でもリアルな場所でも、人が集まるところには熱狂が生まれて、そこにはカルチャーが生まれて仲間意識が生まれていきます。

 

つまりは、「あの集団・あの界隈」という特定の趣味嗜好や空気感をまとった集団が醸成されていくんだと思っています。それを作ることこそがメディアを通してできることだと思いますし、ストーリーズはそのための手段でした。

――luteを通してカルチャーを醸成していくということですね。ストーリーズを通してまさにカルチャーがどんどん醸成されていっているということですか?

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写真:BAKE提供

焼きたてチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」で知られるBAKE(ベイク)。そのクリエイティブの秘訣を探るため、チーフクリエイティブディレクターの貞清誠治さんとブランドディレクターの井手口直也さんに話を聞いた。後編となる今回は、新ブランドのスイートポテトパイ専門店「POGG」と、SNS上で話題をさらったBAKE5周年イベントのブランディングについて話を伺った(前編はこちら)。

 

ペルソナは働く女性の仕事帰り

――BAKEの新ブランド、スイートポテトパイ専門店「POGG」のキーカラーはパープルですね。これはサツマイモをイメージしたのですか。

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言わずと知れたインスタ女王こと、タレントの渡辺直美さんが、超人気モデルの堀田茜さん、八木アリサさん、Nikiさん、藤井サチさんと一緒に映る中吊り広告。この絶妙なキャスティングは一体……。実はこれ、脱毛サロンKIREIMOが仕掛けた「KIREIMO100% GIRLS!!」で使われたもの。テレビCMでは、モデルだけでなく、インフルエンサー43人、KIREIMOユーザー52人を起用し、総勢100人の女性で彩られた。

このプロジェクトは2018年1月1日にテレビCMで打ち出され、ウェブ上ではメッセンジャーのオーディションが始まった。すぐさまSNSで話題となり、テレビとウェブ・SNSを連動させた仕掛けが話題を呼んだ。

このプロジェクトを仕掛けたのは、KIREIMOの運営会社ヴィエリスの佐伯真唯子さんと須田洋輔さん。2人にプロモーション戦略や今後の展望などを聞いた。

佐伯真唯子さん (左)、須田洋輔さん(編集部撮影)